乾燥肌の原因
TOPページでもご説明した通り、女性の場合の多くの方が化粧をするようになって乾燥肌が進んだはずです。
ただ、原因はそれだけではありません。先天的(遺伝)なものもあれば、後天的なものもあります。 ここではその原因をしっかりと認識頂き、ご自身に合った乾燥肌対策を行って頂ければと思います。
1.気温の低下
特に秋から冬にかけて乾燥肌になる方が多くなるのは気温の低下が原因です。 ヒトの体が体温を保持しようとするために皮膚の表面の血管が収縮し、血行が悪くなり、その結果、新陳代謝が低下します。 そうすると皮脂の分泌が低下し、肌の表面のバリアがなくなることで肌の水分が蒸発してしまい、乾燥肌となってしまうからです。
2.洗顔のし過ぎ
乾燥肌の原因の約70%が過度の洗顔や体を洗いすぎることが事が原因だと言われています。 冬は熱いお風呂でゆっくりと体を温めたくなりますが、熱いお湯に長時間浸かっていると皮脂が抜けて、皮膚の水分が出ていってしまいます。
また、ナイロンのタオルで体をゴシゴシ洗うと、皮膚の表面の角質層を剥がしてしまい、肌の表面がバリア機能を失い、結果、乾燥肌の原因となります。
3.男性ホルモンの低下
個人差はありますが、女性は25歳頃、男性は50歳頃を過ぎると、男性ホルモンレベルが徐々に低下して皮脂の分泌が減り、結果、乾燥肌を引き起こします。
4.睡眠不足や食生活の偏りなど日常生活の悪習慣
睡眠不足や栄養バランスの偏りは、体に充分な栄養が行き届かず、結果、乾燥肌や肌荒れになりやすくなります。 また、皮膚の新陳代謝は睡眠時間と深い関わりがあるとされ、乾燥肌を防ぐためにも、心身を健康に保つ為にも規則正しい生活を送る事が良いでしょう。